毎月届く電気料金の請求書には、実はいくつかの構成要素があります。基本は「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」の3つです。
基本料金は、契約アンペア数や契約容量に応じて毎月固定でかかる料金です。電力量料金は、実際に使った電気の量(kWh)に応じて計算される料金で、多くの場合、使用量が多くなるほど単価が上がる「三段階料金」が適用されます。さらに、燃料価格の変動を反映する「燃料費調整額」が加算または減算されます。そして、すべての利用者が負担する「再エネ賦課金」は、国によって定められ、電力会社を変更しても変わりません。請求書の内訳を理解すれば、どの部分で節約できるのかが見えてきます。